槍ヶ岳山荘から上高地へ

槍ヶ岳山荘から上高地へ

夕方からは雨が降り、夜中も風雨と時折雷でした。
3日目は雨が朝から降っていました。
しかし、下りるしかない!
槍沢ロッジの部屋は二段になっていて各段に、布団が5組並べて敷いてあります。私は下の段の右端で、槍ヶ岳山荘でも下の段の右端でした。
なんと槍沢ロッジで下段左端のお二人と、槍ヶ岳山荘でも同じ部屋でした。しかも、レイアウト全く同じで。それで話が盛り上がり、そのお二人と一緒に下山することになりました。
そのお二人も大阪の方でした。

朝5:50出発です。
帰りもライチョウが、写した本人もどこにいるかわからない。時間のある方は目を凝らし、ライチョウ探しして下さい。何羽かいます。
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緑豊かな森の中を歩いて行きます。
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雨のため、水が増水していますね。
飛騨側、新穂高温泉に下りる飛騨沢ルートは沢が増水したので閉鎖されていました。
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11時に横尾まで下りて来ました。
お二人はかなり速く歩かれるので、槍沢ロッジで1時間も休憩してしまったのに、ほぼコースタイム通りでした。一人で歩いたら、この時間には下りて来られなかったと思います。
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9/1の番隆祭(槍ヶ岳山荘において)のため、浄土真宗の僧侶が歩いていらっしゃいました。この後、念仏まで唱えてくださいました。
番隆上人については、下記に槍ヶ岳山荘のホームページからの抜粋を参照して下さい。
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徳澤園への橋からの清流。あんなに雨が降っていたのに水は澄んでいました。
もちろん、徳澤園でお決まりのソフトクリームを食べました(^^)
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上高地に着きました。
大阪のお二人は上高地から直接大阪駅までバスで帰られました。
私はあかんだな駐車場へ。
それぞれの家路に着きました。
今回の登山もいろんな方と出会え、幸せでした。一期一会ですね。
ブログの途中には登場しなかったですが、藤沢からいらっしゃっていた女医さん、その病院の同僚の方々とも、槍沢ロッジで槍ヶ岳山荘で楽しく歓談しました。そういえば、去年、横尾ロッジで出会った、まさこさんも、藤沢の方でしたー

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「大いなるアルピニスト

播隆は今から約160年前に槍ヶ岳を開山した。"日本近代登山の父" と呼ばれている英人ウェストンが日本アルプスを世に知らしめるより65年も前のことである。
播隆が頂上に祠を建立し、後に来る者のために危険な個所に鎖さえ準備した物語は、「大いなる初期アルピニスト」の尊称を授けられてよいのだが、彼の功績を知る人は余りにも少ない。
いま、JR松本駅前から鋭峰を見つめる上人の孤高のブロンズ像は、「人はなぜ 山に登るのか」という永遠の問いに無言で答えているかのようである。」

槍ヶ岳山荘ホームページから

















by natsumeakemi | 2018-09-05 06:47 | 登山 | Trackback | Comments(0)
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