33. 雪景色

小学生の時、近くの画家木山先生に教えていただいたのが、私の絵の原点だと思います。
初めて油絵を描いたのは大学四年生の時です。
大丸の美術画廊の図録の一枚の絵を見て、これなら描けると思い、早速、油絵道具一式を買って、模写しました。
なんか、マンガみたいな動機ですね。
当時、友達に白いキャンバスのままの方が、売れるのに…って、よくからかわれました。
その図録からは、何枚か模写し、母なんか、「いい、いい」と言って、新築祝いに母の友人や親戚に贈ったりしていました。今から考えると赤面します。

この雪山の絵は、私のオリジナルという意味では、一作目です。
その頃、スキーによく行っていたので、雪山の美しさに魅了されて、描いたのでしょう。
いまだにこうして、実家に飾られているのは、両親ならでこそです。
私が、娘と息子が小さいときに描いた絵を大切にしているのと同じことだと思います。

ガラスを通して写真を撮りました。
33. 雪景色_e0233674_15472553.jpg

(6号)
by natsumeakemi | 2011-03-28 16:03 | 油彩・風景 | Trackback | Comments(1)
Commented at 2011-06-09 13:29 x
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