28. 囚われ人

犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。
被害に遭われた方々、心からお見舞い申し上げます。


アカデミア美術館だと思って入った建物が、美術学校でした。(後でフィレンツェ美術大学と判明)
学生達が彫像の前でデッサンをしているのを おかしいと思いながらも、キャンパスの中を歩き回りました。
ようやく、美術館と違うと気付き、大学を出て、隣にあった美術館に入りました。
奥のドームの下にお目当てのダビデ像があるのですが、ドームに行く広い廊下に四体の奴隷の彫刻が、自然光の柔らかい光を浴びながら、置いてありました。
ミケランジェロ作の「囚われ人」です。

       ミケランジェロ・ブオナロッティ、若い奴隷 & アトランテの奴隷(1530年頃)
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                       髭の奴隷 & 目覚めの奴隷(1530年頃)
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石の中に囚われている奴隷が、圧倒的な迫力で持って、迫って来て、衝撃を受けました。
今まで美しものに魅かれて、美しい絵を描いていましたが、これをテーマに描きたいと、強く思いました。
ミケランジェロの彫刻をテーマにするなんて、今から思えば無謀な企みですが、生来呑気なので、気軽に取りかかれたのでしょう。
しかし、身の丈に合っていませんでした。何枚もエスキースを描きましたが、うまく行きません。
随分苦労して仕上げました。趣味なのにね~
この作品は太平洋展に出品しました。
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(100号・油彩)
by natsumeakemi | 2011-03-18 11:10 | ミケランジェロ | Trackback | Comments(0)
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