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73.春のアレンジメント(水彩画)

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この絵で、一番苦労したのはやはり、チューリップです。チューリップを描くと、どうしてもカワイイ絵になってしまうので、表現に気をつかいます。
この絵は抽象的要素があり、実際の花を写実的には表現していませんが、少しは精神性が感じられる絵になったと思います。線を曲げて描くのに苦心しましたが、しかし所々、引き締めるためにすっきりした線も織り交ぜてあります。透明水彩、不透明水彩、パステル、オイルパステル、水彩色鉛筆を使用して、油絵では表現出来ない絵になりました。

上の絵はイアン・ウッドナーという作家の「コスモス」を踏まえて描いたものです。
参考にその絵を模写した絵も紹介します。
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元の絵があればいいのですが、ちょっと見当たりませんので、後日、見つかったら、upします。
作家の代表作を超える絵を描くのは難しいですが、自分の個性をプラスすることによって、克服できるでしょう。
しかし、この絵をよく見ると、この作家はルドンの作品に影響されたのではないでしょうか。
色使いにルドンを彷彿させるところがあると思います。
まだ模写をしたことがありませんが、ルドンも気になる作家です。
ルドンの絵は幻想的で、精神性が感じられ、木炭画、石版画の数多くのモノトーンの作品を残していますが、
後期のパステル画、油絵には優れた色彩感覚が見られます。
岐阜県美術館がルドンの作品を多く所蔵しています。私も何回か、見に行きました。ルドンが何度も描いたモチーフ「眼をとじて」は油彩もリトグラフも所蔵しています。(「眼をとじて」はミケランジェロ作「瀕死の奴隷」からの影響を指摘する研究者もいます)
しかし、そのルドンもモローやレンブラントなどに影響されたと、美術評論に載っていました。先人に影響されつつ、自らの絵を追求して行くということなのでしょう。
(大抵、常設展にルドンの作品が展示されているのですが、展示されない場合もありますので、行かれる際には、確認してから行って下さい)

春を先取り!&春探しお出かけスポット
by natsumeakemi | 2012-03-24 14:18 | 水彩・花 | Trackback | Comments(7)