カテゴリ:ミケランジェロ( 3 )

奴隷ーミケランジェロへのオマージュ

太平洋展5/17-29に出品する作品が仕上がりました。
以前描いた囚われ人を もう一度、見直しました。
ミケランジェロの奴隷はアカデミア美術館に4体、ルーブル美術館に2体あります。
この作品はアカデミア美術館の4体を描いたものです。

「奴隷ーミケランジェロ」

e0233674_22362229.jpg


油彩・100号










by natsumeakemi | 2017-02-23 22:27 | ミケランジェロ | Trackback | Comments(0)

29. ピエタ像

ミケランジェロは生涯4体ピエタ像を創作しています。
ピエタ像とは十字架から降ろされたキリストを抱く哀しみの中のマリア像のことです。
左から、サンピエトロのピエタ(バチカン、サンピエトロ大聖堂)、フィレンツェのピエタ(フィレンツェ大聖堂(ドォーモ)美術館)、ロンダニーニのピエタ(ミラノ、スフォルツェア城博物館)
e0233674_17375952.jpg

パレストリーナのピエタ(アカデミア美術館)
この作品は、サンピエトロのピエタに比べて、マリアの顔が、未完成ではっきりしません。
しかし、イエスを失った深い悲しみが、静謐の中で表現されています。
e0233674_17393352.jpg

パレストリーナのピエタをモチーフにして描いた作品です。
まず、水張りをし、ジェッソで下塗りをし、木炭でデッサンし、透明水彩で描きました。
聖母のスカーフの白い部分や、顔とかの白く見える部分はグワッシュ又はアクリルの白で描きました。
右前に聖母を象徴する白百合をアクリルで描きました。(20号)
e0233674_1822537.jpg

部分図です。
息子を失った母親の放心した表情を表現しました。
e0233674_17434353.jpg

by natsumeakemi | 2011-03-19 11:39 | ミケランジェロ | Trackback | Comments(0)

28. 囚われ人

犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。
被害に遭われた方々、心からお見舞い申し上げます。


アカデミア美術館だと思って入った建物が、美術学校でした。(後でフィレンツェ美術大学と判明)
学生達が彫像の前でデッサンをしているのを おかしいと思いながらも、キャンパスの中を歩き回りました。
ようやく、美術館と違うと気付き、大学を出て、隣にあった美術館に入りました。
奥のドームの下にお目当てのダビデ像があるのですが、ドームに行く広い廊下に四体の奴隷の彫刻が、自然光の柔らかい光を浴びながら、置いてありました。
ミケランジェロ作の「囚われ人」です。

       ミケランジェロ・ブオナロッティ、若い奴隷 & アトランテの奴隷(1530年頃)
e0233674_1112766.jpg

                       髭の奴隷 & 目覚めの奴隷(1530年頃)
e0233674_1805296.jpg

石の中に囚われている奴隷が、圧倒的な迫力で持って、迫って来て、衝撃を受けました。
今まで美しものに魅かれて、美しい絵を描いていましたが、これをテーマに描きたいと、強く思いました。
ミケランジェロの彫刻をテーマにするなんて、今から思えば無謀な企みですが、生来呑気なので、気軽に取りかかれたのでしょう。
しかし、身の丈に合っていませんでした。何枚もエスキースを描きましたが、うまく行きません。
随分苦労して仕上げました。趣味なのにね~
この作品は太平洋展に出品しました。
e0233674_18135285.jpg

(100号・油彩)
by natsumeakemi | 2011-03-18 11:10 | ミケランジェロ | Trackback | Comments(0)